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2012夏に想う

2012夏に想う


最近のマスコミ報道をうるさく感じているのは私だけだろうか。
滅多にテレビは見ないが、ニュースやドキュメンタリー、報道番組は時間があれば見るようにしている。
見るというより、『聞く』と言った方が正しいかもしれない。

アナウンサーのわめく声が響き渡る五輪中継にはうんざりする。

ネット情報と比較するために情報の多元収集は必要だが、その裏にある作為性や偏向性に疑問を呈することも多い。

テレビや新聞にしか情報源を持たない国民の意識と、ネット住民の意識とでは

かなりの落差が生じていることは明白になっている。


夕食時のニュースはオリンピックばかりでつまらない。
商業主義・勝利至上主義オリンピックのせいでもあるが、スケールが小さくなり過ぎの感がある。


その最たるものが 『柔道』。
日本人の自分が見ていて何一つ面白くない。
小技の連続で、挙句には 『審判の判定』だ。
勝った負けたが明確ではない。
一本背負いや巴投げの講道館柔道は何処へ行ったのか?
チョコチョコと小手先ハリネズミのように手を出し合って、結果は『誤審』だ、『誤審に対する異議』だと
現金片手に申し立てしている風景は、滑稽でもある。


水泳や陸上競技にしても、1秒の100分の1や1000分の1を競って何になるんか、とツッコミ入れたくなる。
『たけしの 風雲たけし城』のほうがよっぽど面白い。
オリンピックの敗者には罰ゲームで面白さを競わせるなら見てもいい。
罰ゲームとして、ワニのいるプールで命懸けで泳いでもらうのはどうか。
命がけの真剣勝負なら見ても良い。


メダルに届かなかった日本人水泳選手が言っていたな、
『日本の皆さん、勝てなくてスイマセンでした』って。
ちょっと違うんじゃないか。誰もあんたに期待なんかしてないから安心して帰ってこいよ。
『自分のために勝てなくて悔しいです。メダル獲れれば、これで食えるはずが食えなくなっちまった。

チクショー!!』 と正直にカメラの前で言ってみろ、と又ツッコミ入れる曲がった自分がいる。


シンクロナイズドスイミングや体操には芸術点なるものがあるそうだ。
芸術性は競い合えるものなんか?
ピカソとゴーギャンとゴッホとシャガールと葛飾北斎を横一線に並べて、優劣評価するようなものだ。
ならば、なでしこの澤誉選手(日本酒の名前かと思った)などは、予選で失格だろう。
Tバックレオタードのユニフォーム姿なら、芸術性をこの目で確認してあげてもいい。
しかし美人に限る。 美形以外の晒しは犯罪に近い。

Tバック姿でサッカーしているのが絵になるかどうかは別として、だが。


F1レースにしても同様に興味を失った。

1000分の1秒が測れる時代になった副産物かもしれない。

速さを競うなら三擦り半で誰にも負けない、なんていわないで欲しい。


猛暑の夜にバカな妄想をして寝られずにいる。



そうして8月6日、9日がまた来る。
日本人の歴史に残るヒロシマ・長崎の原爆の日。
戦争の惨めさ・悲惨さ・無意味さを後世に語り残さなくてはならない。
どれだけの命が、アメリカ人の野蛮な非人道的行為で消え去ったのかを、思い知るべきだ。
『火垂るの墓』 や 『はだしのゲン』 の暑い、抜けるような夏空がやってきた。

犠牲になるのは、いつも弱者だ。
なんだか悲しくてやりきれない。


オリンピックの陰で、消費増税へひた走るアメリカべったり野豚の存在や、
3.11大震災の犠牲・被災者、福島第一原発被害者・避難者の方々の苦労を忘れてはならない。

何も終わってなんかいない。
オリンピックに騙されるな。
原発事故は収束なんかしていない。
現在も放射能が全土に撒き散らかされている。

テレビはこの時とばかりに、オリンピックを使い、国民に目眩まし作戦をやっている。

大本営発表で国民を騙したと同じ戦法だ。

利口な国民はそれに気付いている。



戦争を仕掛けて負けた敗者たるニッポンを何時まで引きずれば良いのだろうか。
それは自身が、『負け』 を素直に認めないからでもある。


8月15日を『終戦記念日』と呼ぶが、正しくは 『敗戦記念の日』 に他ならない。
敗戦記念と呼びたくないのなら、『平和の日』 と改めたらどうだろう。
政治もアメリカ支配から独立しなければいけないが。

自覚が全くないのは困ったものだ。


赤紙一枚で戦争に引っ張られた父の子として、その悲惨さ・愚かしさを聞かされてきた身では、
今更 『天皇陛下万歳!』 とも叫べない。

無用な戦禍に国民を引きずり込み、命を絶ち、亡国に導いた指導者が愛国者とは思えない。

戦争犯罪人を靖国に合祀するとは言語道断、自民党の悪行は糾弾されるべきだ。


この国に、真の愛国者は皆無になってしまった。
身を挺して子孫へ命を繋いでくれた祖先の御霊に、心して掌を合わせようと思う。


栄養失調の痩身にぼろぼろになった軍服姿で、敬礼をしているあなたは、今何を思っているだろう。

写真はセピアになっても、優しく微笑むあなたとの思い出はいつまでも色鮮やかに残っている。

あなたに恥じない生き方ができているだろうか?


『永遠のゼロ』 百田 尚樹 著、お盆休みにお薦めの一冊だ。












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