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水平線を考える

基本中の基本、「水平線」についての考察。

トレードシナリオの基本は「水平線」です。

あまりに基本過ぎて、誰もがブログに書いているので、今更という感じですが。

あるにはあっても正しい情報が少なく、不親切で曖昧な説明では、

理解されない方がいても不思議ではありません。

大きく見て「チャートを上下に分ける水平線」といっても、或る程度時間が経過してからでないと

引けないので、周りになにもなければ引きようがないのも確か。

「この辺は裁量ですから」と言ってお茶を濁す部分を、平庸にきっちり鮮明にしてみましょう。

プライスは空に舞うふうせんのようにふわふわと、上下の一定ラインに当たりながら推移しています。

或るときはふうせんに付いたエンジンが作動して勢いよく動いたりもします。

■テクニカル的な「背景」を考えてみる

(ここではファンダメンタルの要因を除外して考えます)

上昇するということは、下に行けなくて仕方なく上に行くわけです。

下落の場合はその反対。

そのストップされた場所をみると、過去に売買が活発に行われた--

所謂「攻防の末に決着が付いた所」が殆どです。

動きの少ないレンジ部分は、方向性に乏しく揉み合い迷っている状態なわけです。

買いが50、売りが50で、バランスがとれているために動かない。

これが突如どちらか一方に動き始めれば、半数は取り残されてしまいます。

そして、残され組の半数がLCするためにストップロスを巻き込んで勢いを増して伸びていき、

伸びたことを確認した新規参入者が加わることで、更に勢いを増す。

また、残され組の少数は塩漬け温存することにも。→建玉が残っているわけです。

この場所が何処かというと、

チャート上で目視確認できる顕著なローソク足の形状は、それまでの足長を上回る長い足。

例えば下図のような所です。

20180421-2.jpg

戻ってきて建値決済された場所は3回下押しして抜けそうもないので上昇に転じた所でもある。

いわゆるレンジ部分→ここではWボトムを作っています。

変化著しい場所は、それ以降にも影響を及ぼします。

20180421-1.jpg

水平線を引くときは、単なる過去の高安値ヒゲ先では不十分というわけ。

ヒゲ先重視では終値ヒゲタッチのアルゴも発見できない。

また、いつもこのようにきれいに機能するものでもなく、凡その糊しろゾーンと思ってみる。

20180421-3.jpg

Wボトム部分を終値にしてみると、よく分かる。

ネックラインと呼ばれる箇所が次の波のトリガーとなり、サポートとしても機能している。

20180421-4.jpg

これら背景を考慮することで、スキルは一段と向上します。

着目すべきは、

1)過去の高安値

2)トリガーレベル

3)ネックライン

これら水平ラインでストップするか否かは過ぎてみないと分かりません。

ただの可能性の高い目安です。

「多分割れないだろう」とか「抜ける気がする」とかの、見込みや期待を込めた偏光メガネで

チャートを眺めることなく、是非を見届けてから仕掛けるのが重要です。

その確認には既に説明済みの通り、切り上げ切下げラインで三角を抜けた方に追従するのも

ひとつの方法。

20180421-6.jpg

根拠を発見し、自分で納得のうえ仕掛ける。この積み重ねが経験値となります。

この際、酒田五法のローソク足観察を伴えば、精度はより高まるでしょう。

「包み線」「持合十字線」程度は常識として、あるに越したことはありません。

その話は次回にします。




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