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スキャル実践報告

 レッスンを受けられているTTさんが、11月20日に行ったスキャルの報告を寄せてくれましたので、記載します。以前、「1分足はノイズであり、動きが速いので付いていけないしどちらに転ぶか不安がある」と訴えていたTTさんですが、「トレードのポイントを掴むにはスキャルが上手くならないと含み損なしのトレードは不可」、という当方の意見を取り入れてくれました。その実践メモです。スキャルをするに当り、チャートの動きをどのように分析し、捉えるか。個人により考えが異なりますが、どれも間違いでなく、どれも正解でないという曖昧な尺度のなかで、皆さんはスキャルをしていると思います。一定の尺度をどれにするかなど、参考になる新たな観点が発見できると思いますので、自分のやり方と比較して参考にして下さい。
以下レポート全文です。

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1分足スキャルの実践報告
      ―――含み損のないトレードを体得する。


 去る11月21日(金)に1分足スキャルを実践し、28戦23勝、102Pipsを獲得できました。前日はご存じのように、直近の天井119円をつけに行った日。値動きが午前も午後も良好であった。頭の整理をするために、スキャルトレード前後で考えたことをメモします。
 
1.トレードの狙い ・含み損のないトレードを体得するため。

2.1分足スキャルの前提
 ・1分足の基本MAは、62EMA
 ・1分足もほかの足と同様に、上昇下降の波を繰り返している。下図①でみるように、この上昇、下降は、基本MAで区切ることができる。
 ・我々の仕事は、この上昇期間、下降期間の間の値幅から、利益を頂戴すること。図①の例では、上昇の値幅は約30Pips、下降が約70Pipsある。

図①
図①

・値動き(プライスアクション)の特徴は、上昇、下降の途中でサポ・レジ転換を繰り返しながら、値が動いていく。
・サポ・レジ転換をしているところでは、図②で示すように、短期水平線を引くことができ、値は、短期水平線を土台にして、上昇、下降を続けることが観察される。

図②
図②

・図③のラインチャートでみると、サポがレジに転換し、値動きが継続することがよく分かる。

図③
図③

3.実践したエントリー
・極力含み損のないエントリーを実現するにはどうすればよいか。それは、上昇、下降の途中のサポ・レジ転換の場所でエントリーすること。
・上昇の時であれば、短期水平線でN字を書いて上昇に転じたときにエントリーする。ストップは、短期水平線の少し下。下降のときは、この逆である。
・短期水平線を基準に、値動きを観察し、見込みの方向に動かないそぶりを見せたときには、微益での利食い、あるいは、損切りを実践。
・エントリーの時には、インジケーターと同期して入ること。図②、③で分かるように、短期水平線で値が反転するとき、インジケーターも同期している場合、これを利用することにより、より含み損を小さくできる。

4.実践で注意した点
・環境認識は重要。超短期のトレードといえども、日足、4H、1Hの水平線、上位足の基本MA、WeeklyPivot等、抵抗になりうるラインは確認が必要。また、上位足のボリンジャーバンドは、1分足の値動きの範囲を限定するので要観察である。
・1時間足や15分足のトレンド方向と同じ方向にエントリーしたほうが、安全かつ値幅がとれる可能性がある。
・ボラティリティがないとスプレッド負けをすることがある。1分足のATR(20)が3Pips以上あるとやりやすい。

5.改善点
・今回は、短期水平線を利用してのエントリーを実践したが、短期水平線は、多数引けるので、すべてにエントリーすると、スプレッド負けする問題がある。また、根拠がひとつのみであるのも確実性に乏しい。そこで、考えている改善策は次の2点である。

改善方策①
・では、安全かつ値幅のあるエントリーをするにはどうすればよいか。その解決策のひとつは、図④で示したように、切り下げ、切り上げラインを引いて三角形を描き、その三角形のブレイクした箇所でエントリーすること。
・「エントリーはMAに引きつけて」といわれる。それは、プライスアクションのもうひとつの特徴として、値がMAから一旦離れてもまた戻ってくるというサイクルにより、上昇、下降を繰り返すことがあげられる。値がMAに戻り、離れるときにエントリーすれば、値幅のあるトレードが可能となる。これが「引きつけて」の意味だ。
・図④でみるように、三角形を描くと、結果としてMAに接近した、MAに引きつけたエントリーが可能となる。また、三角形はスクィーズした状態であり、三角形を抜けた箇所はブレイクの初動箇所となり、利幅がとれるトレードが期待できる。

図④
図④

改善方策②
・上位足でエントリー箇所を探すこと。
・上位足にすると、1分のノイズ的な動きが捨象される。例えば、同じ箇所を5分で表示すると図⑤のとおり。エントリー箇所が減るが、値幅がとれるトレードが可能となる。

図⑤
図⑤

以上

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TTさん、ご報告ありがとうございました。

トレード枚数は1LOT,損失カバーのためのナンピンはしない、既定数でロスカット、と聞いています。
1分ATR(20)で3以上とは、15分換算ATR(20)で12以上です。
28戦中、23勝5敗で勝率82%、平均獲得数4.43pp、具体的なロスカット設定数値・平均損失ppは不明。
上手くスキャル出来ていますね。

1) 直近・間近の高値・安値に注目すること
2) 短期水平線でレジサポ転換の確認をしていること、

お分かりになりましたか。
また、スパイダーインジを参考にして正確にタイミングを掴んでおられます。
LCはルール通りきっちりと行うという自己管理が出来ていないとこうは行かないでしょう。

スキャルが苦手な方は是非参考にしてください。
トレードに長い時間かけられない方でも、短期間の目先の流れが理解できればスキャルは成功します。

スキャルにしてもデイトレにしても、ナンピンを行い平均レートを狭くしたところで、最後は1~2ppの差が損益の分かれ目になります。その微妙な判定にレジサポ観察眼を鍛えておくと大変役に立ちます。




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