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些細な常識

今回は、些細なことだが大事なFXの常識について書いてみましょう。

■小さい時間足の観察では勝てない理由

小さい足だけをみていると、人間は少しの変化でも大きく感じ、パニックを起こしやすい。
相場は、大衆の極限を狙って動くし、許容範囲=行動の限界域を知っている。

平穏な状態にちょっと波風(動き)を起こしてやると、順張りで飛び付く者とそこを逆張りする者が出てくる。
もう一度逆に極限域まで動かすと、順張り派と逆張り派の両方をエサに出来る。(これが1回目の波)
このようにしてエサを飲み込み、巨大化してから、本筋に戻り推進していく。(これが2回目の波)
スキャルをやるにしても、このメカニズムを承知のうえでやらないと上手くいかない。

相場では、損切りポイントが晒されているので狙われる(区切りのいい数字に損切りを置いてはいけない)。

指値は直近高安値(ヒゲ先端)ではなく、終値に置く。
損切りポイントは切りのよい数字ではなく、ヒゲ先端より少し深くして置く。


チャートを観察していると理解できると思うが、エリオット第5波の最後の動きで、トドメを刺すようにグッと深く伸びることがよくある。これは、少し深く置いてある損切り域まで手を伸ばして根こそぎ さらっていったことを意味する。
私は、これを見てから、第5波が終わったと判断して、目線を変えることにしている。
この場合には先端の動きで終わるため、終値としては直近高安値に及ばず、ラインチャート上では切上げ切り下げラインが描け、アルゴの動きとして見てとることができる。

■引き寄せられるギリギリまで引き付ける

引き付けポイントは前回高安値だったり、始値、終値だったり、トレンドラインだったり。
結果的にそこには丁度注目する基本となるMAが来ていたりするだろう。
言葉を換えて言うとその場所はLCが集中する場所だったりする訳で。
立場を代えて自分が現在ホールドしていたら何処まで我慢できるかを考え、投げ出すギリギリ限界ラインを知ればいい。フツーに騙されたと仮定して(方向が期待通りでなくて保持していて)、自分が投げ出すであろうポイントまで引き付けておいて、エントリーする。

素人が投げ出すポイントでINするのがミソとはこういうこと。(当然、目線が定まっていないといけないが)

検証してみるといい。ジグザグの方向が変化するのは損切り幅であることが多いはず。
これが相場の上下変動幅プラスアルファー=ボラティリティとして捉えられることになる。

引き付けポイントはMAやトレンドラインとは限らない。水平線も考慮して重複する処が候補になる。
何度も止められている場所(ゾーン)を注意すれば事足りるのだが、本当の意味を知ってこそ活かせる知識だ。

■変動域(のりしろ部分)

トレンドラインも水平線も、ローソク足のヒゲの先端と終値では誤差が生じる。
今まで「のりしろ、誤差」と言ってきた領域(変動域)のことだが、時計の針の正確さを求める方には理解出来ないかもしれない。
チャートの任意トレンドライン(自分で引いたライン)に、針の正確さを求めても応えてはくれないだろう。
大体、そのラインが正確に引けているかも疑問だ。
大事なのは、「角度」のほう。

このあたりのニュアンスが理解できたなら、あなたは一歩階段を登っていることになる。

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【余談】
レッスン生に宿題を出すことがありますが、これは、ネット上に転がっている表面上の情報を取りまとめて編集してくださいということではありません。勘違いをしている方がおります。
理解していて当然の知識なので、知らなければ掘り下げて自分のアタマで納得してほしいということです。認知していれば提出の必要もない。

ダウ理論も知らないでFXをやるのは自殺行為そのものです。
「資料を集めました」→「取りまとめます」、で時間はどんどん過ぎ、提出は先延ばし。
返事までの経過時間は、熱意を測るバロメーターとして機能しているともいえる。



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