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日足始値トレードについて

日足始値の観測は大切です。
「前日の終値」イコール「当日の始値」となるので、始値ラインが注目され、前日が陽線なら当日も陽線になりやすいものです。これは、トレンドは継続しやすいというロジックによります。所謂、「慣性の法則」とでも言いましょうか、クルマは急に止まれない、のです。
当チャート設定としては、従来はこれを水平線の一部として扱ってきましたが、現在は他の水平線よりも一段上として重視する仕様にしました。(4時間足も同様です)
日足始値や4時間足始値を境に、上なら上へ、下なら下へ、より伸びやすいということ。
でも勘違いしないで欲しいのです。
2015/05/29(金)のように、TOKYO時間のスタートに当たって、日足始値と4時間足始値の上で動いているからいつも必ず上に伸びるものだという考えは持たないで頂きたい。
日足始値と4時間足始値の上なら、「必ず上に行く」という法則はありません。
これが通用するのは、強いトレンドの最中です。
ましてや転換点や調整局面では一方的な流れは起きづらいため、始値ポイントを挟んで上下に攻防することはよくあります。その後、結局かろうじて前日と同じだったということも。
これらは、過去の経緯を検証すれば容易に分かることです。

短期時間軸でジグザグ波が見えて、押目を拾い、流れに乗れても、その後順調に期待通りに行くとは限らない。
ここがトレードの難しいところです。

トレードには、上位足から下位足まで全て同じ方向に揃ってINする手法もあり、その確認のためのインジもあります。
下図ミニチャートもそのひとつ。
ミニチャート

可能性としては、日足と4時間足の始値で方向を確認するのは、間違いではありません。
強い節目となるのは確かです。

<続く>

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長期的には、米ドル年内利上げを加速ということで「ドル買い」へ進むでしょう。
更に近々ではギリシャ問題があります。
ギリシャ当局は、来る6/5のIMF返済は不可能であると発表し、EU側を牽制してデフォルト秒読み。
EU離脱をちらつかせて好条件での妥結を模索。
ECB(主にドイツ)は、ギリシャの要請に応え、譲歩するのでしょうか。
期限内に妥結に至らなければデフォルトとなるので、目が離せません。(そうなればユーロ売り)
ドイツが背負うには大きすぎる額であり、簡単にはいかないだろうに。
短期的にも、ドルが売られユーロが買われる展開には程遠いと思う。

【ニュースより】
ギリシャは6月中に総額16億ユーロのIMF融資を返済する必要があり、その第1弾として3億ユーロの融資が5日に返済期限を迎える。6月に4回に分けて返済期限を迎えるIMF融資について、政府が一括返済を目指しているとの報道も否定した。

内相はメガテレビで、6月のIMFへ返済総額は16億ユーロだが「返済する資金はない」と述べた。

ギリシャのデフォルト懸念強まる、6月5日のIMFへの支払い期限が焦点に。
ギリシャは6月から8月にかけて国際通貨基金(IMF)や欧州中央銀行(ECB)に対して大規模な支払いを控えている。IMFに対する返済は小規模にとどまるが、ECBへの返済は7月、8月にかけて70億ユーロに達するという。

ギリシャは5月初めのIMFへの支払いを履行するためにIMFのSDR(特別引出権)を利用した。また、ギリシャの銀行は緊急融資を得るための担保が底をつき始めており、速やかに合意に達し救済資金をEUから得ることが必要となっている。ツィプラス首相の警告を受けて、IMFはキプロス救済策と同様の策を検討していると報じられた。今後4週間内に資本規制が導入される可能性もささやかれている。

20日にはECB会合、21-22日にはラトビア、リガで欧州首脳会合が予定されている。ツィプラス首相はリガの会合で政治的な合意を望んでいるほか、5月末に臨時ユーロ圏財務相会合の開催を要請している。今月中に合意に達することができず欧州からの資金が得られないとギリシャは6月5日に予定されている5.66億ユーロの支払いが不可能となり、デフォルトまたはユーロ圏離脱を強いられることになる。

ギリシャ政府の債務残高は3127億ユーロで、2014年の国内総生産2417.2億ユーロの175%まで膨らんでいる。
そして、第1次と第2次の金融支援にも関わらず、ギリシャは2四半期連続してマイナス成長となるリセッション(景気後退)に陥っている。
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来週は様々な根拠の薄い情報や思惑が錯綜しての変動が予想されます。
さて、どうなるのでしょうか?
ファンダメンタル次第でどちらもアリ、です。

(6/5に返済できないから、即デフォルトということはないでしょう。利払い猶予の延長や、融資返済期限の延長などの目先の妥協策・先延ばし策が講じられるはず。)

6/5は米)雇用統計の発表もあり、忙しくなりそうです。

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